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帝王・山本の前には、旬も赤子同然ということか?

さて「股間にボカシだけ滞在記」 違う 「世界ウルルン滞在記」、総集編・第2夜です。
先週の「坂口憲二出し惜しみ滞在記」のテイタラク(05/08の日記)を挽回すべく、
今度はやってくれました。いや、やれば出来るじゃないの、MBS。

熱々のサウナから厳寒の外に飛び出し、雪に飛び込む姿が(スッパにボカシのみ)満載。
それも、「本放送」と「再会スペシャル」の2度。
いやー、大盤振る舞いじゃないのよ、MBS。

……ただし、山本太郎の。

お、おかしい、確か予告では、同じことを18歳当時の小栗旬がしていたハズなのだが…。

と思ってビデオをキュルキュルと巻き戻してみると
(嘘。本当はHDDに録画してるので、そんな音はしないんだけど、気分)
冒頭に「こんな人たちが旅に出てましたよー」とダイジェストのダイジェスト的に流してる中で、いた。旬。(時間にしてわずか3秒)

「オマエもかっ!オマエも売れてきたら、駆け出し時代の恥ずかしい姿は封印かっ!?
若いくせに何を守りに入っとるんじゃー!!」

と怒りかけたのですが、ふと、それは違うのではないかと考えました。
正解は、守るべき箇所を隠しただけの姿になったときのたたずまいが太郎と旬では、格が違う。
旬が太郎と同じ時間放送されるには、その脱ぎっぷりのウラにある”哲学”が違うのです。

太郎、ボカシだけにとどまらず、やっぱり「股間にツノだけ」の村にも行っていました。
しかも、村に着き、村人と挨拶をして、その次に言った言葉が
「俺もコレ(=ツノ)着けたいんやけど」
そして後ろ向きに装着を試みる太郎の背中にかぶせて、下條アトムが例の調子でナレーションを。
「山本、小さいころから、この格好をするのが、夢だったぁ~」

夢か!夢なのか!!ドリーミーン!
この瞬間、改めて私は「さすが、ウルルンキング・山本太郎」の感を強くしました。
(ちなみに山本太郎は、ウルルン最多旅人)
これまでも、 グランディーバ・バレエ団を 『山本太郎の白鳥の湖』と言ったり(我が家のローカルルール?)、
なかなか未開地の暮らしになじまない若手俳優のふがいなさを怒る私に
「まぁまぁ、みんながみんな山本太郎じゃないんだから」と親にたしなめられたりと、
その片鱗はそこかしこにあったわけだが、やはりウルルンといえば山本太郎だ。
もうね、異論は認めませんっ。
「徳さんのナミダ」とか、ましてや「へーちゃんのじじいの知ったかぶりウンチク」じゃないよ。
今後、「ウルルン=山本太郎の股間にツノだけ姿」 とさせていただきます。

いやー山本太郎のハダカなんて見慣れている、と思った私が間違いだった。
そう、太郎は、どこぞのグラビアアイドルのように、脱げば脱ぐほど、その「ハダカ単価」が安くはならないのです。
なぜなら、そこに帝王の哲学があるから!(よくわからん)
というよりむしろ、彼は「ハダカにツノだけ」姿で、
大河ドラマ主要出演者の座(「新選組!」の原田左之助)を射止めたといえましょう。
旬はねー、ちょっと恥じらっちゃったからねー。
非常勤の「中尾彬の息子役」(「義経」で梶原景季)どまりだったのかもねー。うーん。

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いや、でも、マジな話。
私がもし「世界のニ○ガワ」蜷○幸雄で、若い美少年を使って演劇をやるとしたら、まず最初の指導として

「オマエは『ウルルン滞在記』に出ろ!そして”股間にツノだけ”で1週間暮らしてこい!」

と、厳命しますな。
(っていうか、「ウルルン」みて、光ってるのをキャスティングに加える)
裸一貫・衣服も迷いも恥じらいも一切ナシ!
帰国したころには、藤原竜也(仮)の目の色は違うハズ…

大昔の日記で、私、
「ミュージカルのプリンス・井上芳雄は、ひと皮むけるために『股間にツノだけ』の国に行くべきだ」
と書きましたが、
現在、同じく「エリザベート」のルドルフ皇太子役など、彼に迫る若手貴公子・浦井健治くん
「股間に布一枚の国」で格闘技修行をしていた回には、胸が熱くなりました。
「ああ、ミュージカル界も、やっと”股間に○○だけ”の有用性に気付いてくれたか」
と、胸が熱くなりました。私のメソッドに間違いはなかった…感無量。
断言しましょう。
明日からのミュージカル「シンデレラストーリー」、浦井くんの王子さまは、キレイキレイなだけでなく、
何かひと味違うハズ。いぃぃぃやっぅ!!観なくたってわかります!!

そしてその予想が当たっていたら?
……今後、私のことは「ウルルン月影先生」と呼んでくれたまえ。ふっ。