3コマで大奥 ~其の四~


や、山ほど溜め込んでしまいますた…。
今さらストーリー思いだせんっちゅーの


右衛門佐さまの
大奥キャリアお局 養成塾

b0043827_2052815.jpg
塾長挨拶:
「今も昔も、女性ばかりの職場は、身の処し方が難しいものでございます。
ここでは、私がイケズの本場・京の御所で培って参りましたノウハウを、皆様に
皆様のこれからの大奥生活が、少しでも快適なものとなる一助となれば、幸いです」




Lesson 1 : 権力者との距離感を大切に。
b0043827_155721.jpg
まず、職場でのナンバーワン・実質的な権力者の方を見極めましょう。
これは、職場での地位の高さとは、必ずしも一致しない点にご注意ください。
えてして、権力者と言うのはヤなやつ
いえ、特徴的な性格をお持ちの方が多いようです。
しかし、すべての情報はここに集まりますから、むやみに遠ざけるのも考えもの。
人間、付け届けのひとつで、心が和むものです。
菓子折ひとつで、いろいろとメリットが入り込むと考えれば、安いものではないでしょうか?


■ここがPoint!■
ただし、相手から下手に見られるのもよろしくありませんね。
また、変に「味方」だと思われては、これからの職場環境にかえって悪い影響を及ぼす場合もございます。
この「友好的でありつつ、中立派」というスタンスは、大奥に住まう以上、何に置いてもまず念頭に置いてください。
私などがよくやる手は、付け届けにホンのわずかな“嫌味”を潜ませることです。
桂昌院様ヘは、ご実家の京の八百屋の近くのお菓子をお持ちすることで
『そもそもは、私のほうが家柄的には上ですよ』『その私がして差し上げてますよ』
ということを、言外にお伝えいたしました。
これに気付かない、あるいは逆に怒るような相手なら、所詮その程度の器だということ。
気付きながらもその場では機嫌良くお受け取りになった桂昌院様は、
やはりさすがの「豪傑さん」と申せましょう。
嫌味には、こうした方に「デキるヤツ」とアピールする効果もあるのです。




Lesson 2 : 特技を活かし、同性からの信頼を掌握。

b0043827_162640.jpg
ひとはみな、なにかしらの得意分野をお持ちです。皆様もそうではないでしょうか?
これを臆せず、積極的に、周りのみなさんに披露・活用していきましょう。
女子の口コミというのは、大きな威力を発揮するものです。
私の場合、一番の特技はやはり幼い頃より打ち込んでおりました学問。
これを古典文学の『お講義』という形で発表させていただくことで、
参加された方も、なにやらハイソな香りを味わうことができ、
私も広く知名度・影響力を得ることができました。
双方にとって益のある、実に有意義な活動でございました。


■ここがPoint!■
ここで重要なのは、
 ・まわりのニーズをよく読むこと
 ・自慢げにひけらかさないこと
でございます。たとえば私なども、本心では
「幕府による経済政策の破綻」「側用人制度の法的矛盾」など、
硬派なトピックを、田原総一郎ばりに論じてみたい気持ちもなくはございません。
しかし受講者の好みをよく吟味せず、自分の希望だけで突っ走るのは危険です。
せっかく数を集めた受講者(=信望者)が減っていくばかりか、
かえって「あいつはインテリぶっている」といった反感を招く恐れもあります。
また、政治的な発言は、表(=幕閣)にもにらまれ、圧力がかかるかもしれません。
そこで私は、受講者からの『源氏物語』のリクエストを取り上げるなど、
常に「お客様は神様です」という三波春夫大先生の教えを胸に、講義に臨みました。
この奉仕の精神が、結果、“大奥総取締”という、政治的ポストに結実したことは、
皆様のご存知の通りです。





Lesson 3 : セクハラをいなしてこそ、真の“デキる女”
b0043827_165358.jpg
なんといっても大奥は、上様のためのハーレム。
お手が付きお子を産み、その子が次代の将軍になって、その生母として権勢を振るう
というのが、最もスタンダードな【出世コース】であることは否めません。

しかし、大奥で生きるうえで、今一度考えていただきたいのです。
「女の幸せ」を取るか、「仕事を取るか」

桂昌院様の例を挙げるまでもなく、お腹様の権勢は相当なものです。
しかし、子ができなかったりできても女児だったり途中で亡くなってしまったりと、
かなりハイリスクな道であることを、ご認識ください。
むしろ純粋に子を産み育てること、そのことに幸せを感じられる方こそ
側室となっても真の幸せを得ることができると私は考えております。

ひるがえって私のようなものの場合。
そりゃもう、男より仕事、仕事、仕事!でございます。
上様のお手が付いて、かりそめの七光りをえようとも、所詮は
肉のつながりなんか、一時の気の迷いいえ、
「肌にかかるお情けはいっときのこと」。
時代が変わり権力者も変わります。その中で、いつも求められる人材となるには、
むしろ自らは色恋の争いの渦には決して巻き込まれまい、という気概が不可欠です。


■ここがPoint!■
ただ拒むだけでは、かえって相手の反感を買います。
ここは「愛しているからこそ、むしろプラトニックでよろしく!」という姿勢を貫いてください。
多少強引でも、まず自分が本心でそう思い込み、勢いでぐいぐい押してしまえばなんとかなります。
大丈夫、女はみんな女優ですもの。




*本当のあらすじはコチラ



おまけ : 悪い例ですね。
b0043827_172410.jpg

「嫌いじゃ嫌いじゃ」って、感情むき出しはどーかと。
[PR]

by datto2004 | 2005-12-04 01:09 | 大奥