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フユヤスミ日記01/02 「余は鷹狩りに参るのじゃ」

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私の中の上様の血(そんなもんは流れとらんが)が騒ぐのか、
正月だっつーのに早朝から起き出して、
江戸時代の将軍様のお狩場・浜離宮に鷹狩りを観に行きました。
※注:正確には『放鷹術』。古来の鷹狩りの伝承を継承しつつ、自然保護とかを推進してる。らしい。

しかも、父親同伴

親子そろって日本史好き(おととしの6月の日記)だもんで、
一応、前の晩に誘いはした。確かに。
しかしそのときは「んなもん、寒いのに行くかよバカやろう」とか言っていたくせに、
朝起きたら準備万端で待っているのは何なんだ。
しかも、JRで行くか地下鉄で行くかモメた挙句、それぞれが主張するルートを使い、
現地集合。ホントなんなんだよ;

鷹狩りオーディエンスは、純粋に放鷹マニア+写真愛好家っぽいおっさんがメインながら、
家族連れやカップルの姿もちらほら。
なんで新春初デートが実の親父となのか…。
(正確には、元日にも車でケーキを買いに行った。これも親父と(T T))

これが彼氏と一緒なら
「いっやーん、加藤鷹に狩られちゃったらどぉしよーん♪」
とか、セクスィートーク(なのか?)もできるが、
親父相手では「いやぁこれがホントの親子鷹っすねぇ、はっはっは…」程度しか話題なし。


肝心の鷹狩りは、鷹匠さんの号令で、
急降下したりハト(の模型)を獲ったりする鷹に感心。

しかし、1時間は長い…

東京はこの冬一番の冷え込みだわ、途中から雨降って来るわ
防寒対策はしていったというのに、凍死するかと思った。

デモンストレーションのラストにしてメイン、
近くの汐留の電通ビル(確か50Fくらい)からの急降下は、
鷹さんが上空でぐるぐる旋回した挙句、浜離宮の上空を飛び去ってしまって、
地上では鷹匠さんたちが大わらわ;
結局「戻ってくるのに時間がかかりそうなので、この回はこれでお開きと言う
ことで」
ということで解散になってしまいましたが、あの鷹は無事に戻ってきたのだろ
うか。


鷹狩り終了後、即、振る舞い酒を3杯(親父も3杯)呑んだ上に、
「これから皇居の一般参賀に回る」という親父とはここで現地解散
帰りの水上バスの中では、ひとり爆睡してしまいましたとさ。