「純情きらり」が終わったですだよ、達彦坊ちゃん(その弐)

「純情きらり」が終わったですだよ、達彦坊ちゃん(その壱)から続く…


ところで、すっかり今の今まで忘れ去っていたのですが。
(すいません、普段ビデオ録画で見てたので、
オープニングが終わる12:46にタイマーセットしてました←しかも昼の再放送
を)

この「純情きらり」の脚本、「大奥」の浅野妙子さんなのね!

ああー 不覚~~。
「大奥」好きとしては、最終回で
思い出すなんて、
なんて不覚~~。

してみると、桜子+2人の姉の描き方の妙にも
納得がいくのです。

特に、同じ女きょうだいの長女としては、
寺島しのぶの「笛ねえちゃん」に、ちょっと泣けた(笑)。

頭堅いわー、
妹は好き勝手するわー
家にいっつも縛られているわー
それでいて実際はヘタレで、
親には死に際で「あいつがいちばん精神的にモロい」とか妹に遺言されて
ああ立場ねぇねぇ(T T)。

もうひとりの「桃ねえちゃん」(これは井川遥)は
おとなしかったのに仕事を持ってからいちばんのしっかり者となり、
もう結婚はあきらめたようだったのに、いきなし電撃けっこーん。
再婚だし血のつながらない娘もいて、不安要素ありまくりだけど、
いいの、私、生活力あるからー!!!

この3人の女性の多様な描き方とか、
あと、自分が誰に似ている、というより、
どの女性にも、どっかしら感情移入できる部分があるところに
(あ、室井滋のおばちゃんとか、戸田恵子のお姑さん含む)

「うーん、さすが女性の描き方が手ダレじゃのう」

と思った次第。

今回、視聴率の盛り返しの要因に、
NHKは宮崎あおいの演技力を高く評価してるみたいですが、
個人的には、

現代の女性目線の脚本と、それを手堅く演じた女優陣と、
それから達彦坊ちゃんが可
愛かった

  ↓
オンナごころを掌握

あたりが真相なんじゃないかと思いました。ハイ。


(しかし、この長女と三女は、身近な異性に惚れっぽすぎる…。
最初は下宿人の劇団ひとりにカブるし、
長女はそのあと一時期下宿させた西島秀俊と結婚し、
一方三女は幼馴染で下宿も一緒の達彦ぼっちゃんと婚約。
達彦坊ちゃん戦死の可能性が濃厚になると、三女は西島秀俊にくらくらするし。
もーちょっと外の世界に目を向けても…)


しかし反面、この三姉妹の下にもうひとりいる弟は、
びっくりするほど影が薄かったなー…;;;
物語前半は「ゆうちゃんを帝大に入れるまでは」だの
「ゆうちゃんの学費のために、芸大はあきらめる」だの
やたら引き合いに出されたにも関わらず、
帝大入学の報告はナレーションのみ、
学徒出生のときも、2週かけた達彦坊ちゃんに比べ、
わずかに2回だけの放送、しかもサブストーリー扱い。
(もちろんその後無事帰還した事実も、姉妹の会話に出てきただけ。)
どうも未亡人になった原千晶にほのかな憧れを抱いていたみたいだけど、
そんなことなかったかのように、その後ストーリー上ほっぽらかし。
そして今日、いよいよ死んでしまう姉への最後の言葉が
「僕が笛ねえちゃん、桃ねえちゃんを守っていくでね」
私が姉だったら、最後の気力を振り絞って死の床から這い上がり、
首根っこをつかみ挙げて
「だから姉ちゃんは、お前のその傍観者的スタンスが心配なんだよ!」
と説教垂れたい気分です。

あ、あと、ダンナ=達彦ぼっちゃんにも最期に言いたい。
「あなた、最終週とその前の週にしてた
そのはりついたような七三はビミョ~…」
野木山さんの髪型をどうこう言えないくらいビミョ~…)



さて、気分を切り替えて、
来週からは國村隼さんの「カモカのおっちゃん」に注目です。
って、出てくるの何週目からだよ!(きっとかなり先?)

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