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間宮兄弟の漫才を見ました。

仕事でまーたヤなことがあって気持ちをフラットな状態に戻したかったし、
どっちにしろ、もっかいくらいはリピートするつもりだったので
つい、有休(たまってるし)取って、川崎まで行っちゃいました。



「間宮兄弟の お笑いパーティー!」

★★★ 間宮兄弟の お笑いパーティー! ★★★
6/7(水) 恵比寿ガーデンシネマ、川崎チネチッタ で開催決定!

映画の大ヒットを記念して、
主演の佐々木蔵之介さん・塚地武雅さん(ドランクドラゴン)
によるスペシャルイベントの開催が決定!
“間宮兄弟”に扮した二人が塚地さんの書き下ろした新ネタで
“漫才”に挑戦する他、素敵な景品がもらえるジャンケン大会、
兄弟への質問タイムなど、観客の皆さんと一緒に楽しめる企画が盛りだくさん!
一日限定のパーティーに、遊びに来ませんか?!


観ましたよ~。
映画上映後に“間宮兄弟”による漫才。

途中「医龍」ネタをからめたり、
(「チームデブゴンだよそれじゃ!」って)
「何かと生活にイベントを持ち込む」間宮兄弟らしく、
10回ゲームのネタとか
(「ヒザって10回言って」「ヒザヒザヒザヒザ…」
「じゃあここは?(と肘を指差すが)」「川崎チネチッタ!」
「だるまさんがころんだ」の数え方とかのネタも。
(本当は、京都は「ボンさんが屁をこいた」だと思うんですが…)

個人的には「山手線ゲーム!じゃあ“赤いもの”!」
と塚地さんにふられた蔵之介さんが、
「好きだといった君の頬」とか、無意味に詩的な言葉でばっかり返すのが
面白かった。

ちなみに、台本は塚地さん作、
蔵之介さんは4回くらい読んだだけ(で、あとは明け方まで飲んでたらしい)
だそうで、それだけでかなり長いコントを覚えられるってのは
さすが役者さん。

と思いつつも。
蔵之介さん、かなり「へん」なテンションだった。

普段の舞台でのお芝居は、観客の“間”をつかんで
そこにビシィ!とスパイクを打ち込むよーな演技をする人だ~。
と私は勝手に思ってるんですが、
今日の蔵之介さん(役割的には「ボケ」のほう)は

「ど…どこへボールを投げたいんですか…?」

と聞きたくなるような感じが(大笑)。
なにやら視点が定まらないし、客席見ないし(笑)、
ニコニコへろへろ~んと、とっても楽しそうにボケてはりました。
↑いや、それはそれで面白かった。初めて見た、こんな蔵之介さん。

で、へろへろ~んと暴投した球を、
「しょーがないなー」って感じでコートの外(?)まで拾いに行って、
上手いこと客席に投げ込んで、わかせてたのが塚地さん、でしょうか。

私、お笑いの方は不案内で、
初日の舞台挨拶も、観に行ったのは、
たまたま塚地さん欠席の会場だった
から、
予備知識なく映画本編だけ観て
「わーいい“役者”さんだなー」という印象だったのです。
が、やっぱお笑いのひとってスゴイ。
「当意即妙」「臨機応変」って四文字熟語が頭に浮かびましたよ。

いやでも、その後の普通のトークでもそんな感じだったし、
「本業はお笑いの人」っていうのにプラスして
「間宮兄弟」のコンビネーションがそうさせてるのかもしれないっすね。


そしてイベントのシメは、会場全員で記念撮影。
(初日の舞台挨拶、私の観に行った回はなかったんだー。わーいわーい)
てっきり主演のおふたりは最前列で…かと思ったら、
じゃあ客席のまんなかへんで……ってことで

蔵之介さんが、客席脇の階段を、こっちまで上ってくる!

ってゆうか、私の座ってる列に
「失礼しま~す」って言いながら入ってくる!!


ってゆうか、私の目の前を通って……ブツッ(心停止)



公式ブログ
のレポートのページ
に写真UPされてました。
結局、私、蔵之介さんから向かって右3人目に映ってます。
つっても、蔵之介さんすらどこいるんだかわからない写真ですが(笑)。
しかし、いちばん大好きな舞台俳優さんが、
自分の目と鼻の先を通ってく(ってか、狭いから通り過ぎるときぶつかってしまったし;)
って、いやー、いやー……言葉にならないですね。
んもう、思考停止。ぴー。

この思い出で、今月は乗り切っていこうと心に決めました。


あ、そういえば、ちょうど1年前くらいの
『時には父のない子のように』って舞台では、
蔵之介さん、売れなくてガケっぷちの漫才師の役でした。
こっちは「間宮兄弟」と対照的に、ライバルとしての兄弟関係が描かれてて
映画では恋敵?の佐藤隆太さんが、お笑いの才能あふれる弟役でした。
かなり痛くて苦い話なんだけど、個人的には去年観た舞台の中で、一番好きで
した。
DVDにもなってたので、興味のある方は、ぜひぜひ。


私、ストーリーのある映画を2回も映画館で見たのって初めてで
(昔、ミスチルの「es」ってライブドキュメントは4,5回見た)
「こないだ観たばっかだから、前ほどは楽しめないかなぁ~」
とか思っていたのですが、
全然そんな心配ナシ!
むしろ、前回ストーリー追うのが精一杯で見逃してた細かい点でクスッとでき
たり
前回とはまったく違うところでジンと来たりして、また違った楽しみ方ができ
ました。
今回は、失恋して、でも家に帰って暴れたりはしたくなくて、
コインランドリーで洗濯しまくるお兄ちゃんにグッと来ました。
(私はすぐ人にあたって愚痴りまくるので、反省も込めて。)

あと。
これはもー本当に超個人的な余談なんですが。

映画にはもう一組、間宮兄が好きになった「直美ちゃん」と、
その妹の「夕美ちゃん」って姉妹が出てくるんですが、
私のウチも女2人姉妹なんですわ。
でも、オッサン×2みたいな性格な上に、生活時間帯も違うので、

「うーん、うちはこの姉妹みたいに、ふたりで恋愛の話なんかしたことないし、
一緒に遊びに行くなんてコトも皆無だなぁ~」(←別に仲は悪くないんだけど)

としか、前回観に行ったときには思いませんでした。

んが。その数日後に、珍しく私の部屋に来て言うには
「いやー結婚しようと思うんだけど、先に嫁ってもいい?」
だと。
来月には、20ウン年の同居生活にピリオド(予定)でございます。

映画のほんとに最後の最後、直美ちゃんと夕美ちゃんが
公園のシーソーに乗りながら、いろいろおしゃべりをしたあとに、
姉の直美ちゃんが言うですよ。
「私たちこんな風に二人でぶらぶら過ごせるのも今だけかもしれないね」と。
そしたら直美ちゃんがこう返すのです。
「そんなことあるわけないじゃん。だって間宮兄弟を見てごらんよ。
いまだに一緒に 遊んでるじゃん。」

それを聞いて、逆にねー。
「あー ウチの妹と暮らせるのって、あとちょっとなんだなー」
という実感が、ジワジワと。

今まで一緒に遊んでこなかったウチら姉妹、
間宮兄弟見習って、スパートかけて遊びますかあ!


・*・*・おまけ・*・*・

間宮兄弟の漫才を見ました。_b0043827_1630233.jpg観てたらやっぱりビール飲みたくなりました。
しかも「やっぱり新幹線はいいなぁ~」(by徹信)
をやりながら。
  ↓
ってことで、閉映後、東京駅で途中下車&入場券で新幹線を見に行きました。
缶ビール買ったときに「行ってらっしゃいませ」と送り出してくれたキオスクのお兄ちゃん、
乗らずにホームのベンチで飲んでてすいません…。

by datto2004 | 2006-06-08 02:52 | 間宮兄弟