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母校で教育実習すると、点が甘いの??

個人的には、ちょっとびっくり☆

教育実習、母校はダメ 「評価甘い」原則廃止へ : 共同通信


教員免許の取得を目指す学生が自分の出身校で教育実習を受ける「母校実習」は、
評価が甘くなるなど問題があるとして、
原則廃止すべきだとする検討結果を中教審の専門家グループが15日までにまとめた。
  …… 中略 ……
文部科学省によると、教育学部などの学生には付属校を実習校として紹介する大学もあるが、
大半の学生は自分で受け入れ校を探すため、出身校で実習を受けることが多いという。
専門家グループはこうした母校実習は「評価の客観性が確保できない」と指摘。

いや、付属校も、下手するとかなり甘いっすよ

私、中学高校と女子大の付属だったんで、そこの学生さんが大量に教生で来ました。
夏休み前2週間の組と、夏休み後2週間の組があって、
生徒からしてみたら、トータル1ヶ月の長丁場…。

んが。

女子大だからね、家政学部と文学部ばっかりなんですよ。
そうなるとどうなるかというと、

国語・日本史・世界史といった文系科目は、教生ひとりあたりの授業実習は1、2回程度、
そもそもの時間数がすくないのに、うなるほど教生がいる家庭科なんか、
調理実習の班に、教生が2、3人ずつまざるだけ(教生の授業はナシ)。

対して、上の大学に学部のない、理数系や体育学科の教生さんたちは、
他大学に進学したOGばっかり。
しかも、人数は数えるくらいしかいないもんだから、
週3コマ×2週間×科目によっては2クラスとか……。
科目ごとの人数が少ないと、雑事を分担する量も多いし。

教わる立場から見てても
「ちょっち、それって、同じ教員免許じゃかわいそくね?」
という感じだったので、
「普通は母校のほうが点が甘いの!?」と心底びっくりした次第です…。

それはそーと、夏休みはさんで約1ヶ月。
ただでさえクーラーもなく、うだってる時期に、
来る日も来る日も毎日ほぼ全教科、教生の授業ってつらかった…(涙)。
(自分でできる子はずーっと内職してたみたいだけど、
私みたく自力でなんとかできない子は、文化祭の衣装を縫うくらいしかやることなかった)

バブル真っ盛り時期だったせいか、結構いいとこに就職決まってるのに、
「お前、明らかに免許だけ取りに来ただけだろ!?」って教生も多かったし。
ずーっと黒板のほう向いたまま、小声でノート読んでるだけとかね…。
  ↑
でも、逆にOGの方がこういう変なのはいなかったな。自分の恩師が指導教官だったりするから?

そんなことを思い出すと、変に付属校をあっせんして、
これ以上後輩たちに負荷をかけないでぇぇぇぇ
とか思ってしまうのでした。