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上様、僭越ながらそれがしダメ出しでござる(心の中で白装束着用中)。


~ 再来年の
「NHK版大奥」大河ドラマ「篤姫」に、
将軍・家定公として北村一輝続投?を切望するプロジェクト実施ちう ~


[以下、「心の中の江戸城大広間」より中継]

プロジェクト推進委員会構成員のご一同、お喜びあれ。
こんな連載が始まったぞ。


普段は温和ですよ…北村一輝ひとりごと(1) : 夕刊フジ

“ひとりごと”なのに、夕刊紙に大々的に掲載?矛盾じゃねぇ??
という点には目をツブり、素直に祝福しようではないか。

しかも第1回目のサブタイトルが「普段は温和ですよ」
そうそう、ここらでソフトな印象を打ち出していくのも良い戦術じゃ。
「恋するハニカミ」などで垣間見せる素顔の上様は、お得意の小型船舶運転など
往年のユウゾウ加山もかくやという、若大将ぶりじゃもの。
このまま「コワい・クドい・残虐そう」というオフィシャルイメージにとらわれて、
あのサワヤカさが埋没していくのは、
我々家臣一同、口惜しゅうて口惜しゅうてならぬ。
上様は、その気になればデキる子、違う デキるお方じゃ。
来年の今頃には、ア●アンの「抱かれたい男」ランキングでも、
阿部ちゃんの次の次あたり(はどのあたりなんだ)に食い込むことも可能であろう。

しかし上様。

[と、「心の中の御成りの間」に端座する、上様=一輝に向き直る。]

それがし、僭越ながら今回の第1回の記事に、残念なことがござりまする。
冒頭より

僕のこと、怖いイメージがあるって? ふふ、ホントはびっくりするくらいのいい人(笑)。
普段はぼーっとしてて、温和な男ですよ。

ここまでは宜しゅうございます。
「えーなんかちょっと一輝ってナゴみ系~?」とかたばかられそうな、
いい感じ~でございまする。

しかし、そのあとが問題でございます。
3行目にしていきなり

役作りで前歯を抜いたりしたことで、そう見られちゃうんですかね。

わかっております!
それがしを始め家臣一同は皆
“あれは役作りに一途な上様の純情の発露だったんだ”
と、重々承知しておりまする!

しかし、一般のおなごたちには、いかがでござろうや!?
背筋の凍りつくインパクトではござらぬかっ!!
たとえそのあとに、今回の映画「花田少年史」で上様の見せつけた父性愛を語ろうとも、
「やっぱ北村一輝、なんかちょっち怖ーい」
という印象にとられても、やむをえませんぞっ!

ここでは多少ツクリはあっても、
「普段の僕は、雨に濡れている子犬を頬っておけない優しい男で」とかなんとか……




うっ、上様っ!!




おっ…お手打ちになされますかっ!? は、はううう。
いや、老いたりといえど、不肖この門左衛門(←誰だよ)
ご存分になさりませっ!
ご政道を正すためなら、この老いさらばえた身など、差し出しても惜しゅうはないわい!
ええい皆の者、止めるな、止めるでないっ!!



いや。やっぱ止めて……。