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春の夜のスキマの夢 (ありえねー!!)


先日、地元のライブで「わー 大橋くんに触っちゃったあ♪」とかウカれていた私ですが、
実はその後届いた、同じツアー/別会場のチケットが



いちばん前の列の中央の席


でした。驚愕。
……今までの人生、そんな席はコネか金でもないと座れないもんだ
(いや、実際には結局最初からラストまで立ちっぱなしだったけど;)
と思っていたのですが、運だけで当ててしまった。 (←普通のFC優先です)
はら~~~(呆然)。

ほんで、先週行ってきました。

そしたらば。

同じツアーでこれまで行った2会場は、“最前列”と行っても、前に通路があったり、
TV撮影?用のレーンが設けられてて
(だからそれを越えて客席に大橋くんが降りてきたのにはびっくりした)
実質3列目あたり?の距離だったりしたのが、

客席、即、ステージ。

普通の列よりは心持ちスペース広めではあるんだけど、
それでも客席と舞台の間、数十センチくらいだな。
舞台の高さも1メートルあるかどうかって感じで、
立ち上がると、大橋くんのマイクスタンドの足元に貼られたカンペが読めるくらい(大笑)。
(黒紙に黄色の蛍光色で、マイクスタンドから見て放射状に4枚。
開演前にローディーさんが「見ないでっ(苦笑)」と言いながら貼っていかれたので、
じーっとは見なかったのですが、私から一番近い1枚には
『ボクノート』の歌詞が書いてあったよーな…)

開演前から、マイクとキーボードのセッティングを観て
「うわー ホントに近いわ~」とは思っていたのですが、
実際にスキマスイッチの二人が登場すると、まだ照明も付いていないスタンバイ状態でも
“すぐそこ”ってのが丸わかり。
動揺して思わず「なにこれ近っ!!と口走ってしまった。
(しかもその声が本人に聞こえてしまったらしく、
タンブラーからドリンクをひとくち飲んでいた大橋くんに「ぶっ」と吹き出される;;;)

舞台に照明がついた瞬間は、もう絶句

近いって! 近すぎるって!! 殺す気ですかーっ!!

――ああ、オープニングが静かな曲で良かった。
私、3分ほど石になっておりましたので。

大橋くんのアコギの、ピックの動きの描く弧の、そのままの形で付いた傷が見えたのが
なんだか非常に嬉しかったのです。

最前列の中央といいましても、スキマスイッチは2人組なので、
ちょうど大橋くんと常田くんの間(の対面)に入る位置関係になるんですね。
これが意外と見づらい。←って、もちろん贅沢ぶっこいてる自覚はある
なまじ近い分、二人をいっぺんに自分の視界に入れることができず、
序盤は、左右に頭をぶんぶん振りながら、かわるがわる観ていました。

んが。

あのヤサ男の、あのまぶしすぎる、あの笑顔は

ズルすぎるから ちょっとーっ!!



注) はい、以下しばらく自己チューな妄想ワールド入ります。
先に謝ります。すいません!! ------------------


せめて文字をちっちゃく……。
あれは、本編中盤に差し掛かった『月見ヶ丘』のことじゃった。
私は“♪いーつーもー おいしいものを~ ふんふんふーん”と口ずさみつつ、
いー気持ちで揺れていたのですが、はたっ!と気付くと
ええっと……もしかして、大橋くん、こっち見てます!?
いや~ ましゃかねー;; そりゃあ自意識過剰ってもんよ~~;;; と思いつつ、
思い切って へらっ と笑いかけてみたところ――
ごめん! 今、もしかしてこっちにニコッとしてくれましたかーっ!?
そのまま間奏に入り、彼は今度は反対の客席に顔を向けてしまったのですが、もうボー然。

(帰ってから彼氏に「そんなわけないやん。自意識過剰だ」と言われるのを覚悟で
「わぁい、大橋くんに微笑みかけられちゃったぁ♪」とらりらり踊りながら報告したところ、
「ああ、あんなところによく弾むボールが…と、彼もつい笑けたのだろうよ」
と軽~くあしらわれました。オイ。)

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すいません、もうその後は、大橋くんにロックオン状態になってしまいました……;

こわいよう。ヤサ男の笑顔って、核弾頭レベルの威力があるよう(T T) え~ん。
ああゆう男に惚れると、私、業が深いからイヤなのにぃ~~。
付き合ったら絶対束縛されそうなのにい~~ (←そこまで心配する必要がどこに!?)

いや、そうは言っても、ちゃんと常田くんのピアノも、堪能しましたよ。
下から見上げるアングルなので、流石に鍵盤を弾く手元までは見られないのですが、
ガッシュガッシュ ペダルを踏んでる裸足の足元は、ほとんど目の高さで見ていました。すげー。
あと、彼は客席をすんごいよく見ているみたいで
(そういえば、FCイベントでも客席で倒れちゃった人に、すぐ気付いていたっけ。)
そいで、表情とかで目線とかでリアクションを返していた。ええ人やー。
私も、『螺旋』の間奏でのピアノプレイがあんまし格好良かったので
曲が終わって、次の曲にいくちょっとの間に、
タイミングまずいかなーと思いつつ、でも言わずにおれーん!! なので小さめの声で
「シンタくん、格好良いー!」と言ってみたら、ちゃんと聞こえたらしく、
両手をばっと広げて、天を仰ぐようなジェスチャーで返してくれました。う、うれしい……。

んが。

ここでまたヤサ男は、私の心を射抜いていくのだよ。

スキマのライブを観に行かれた方は、もちろんよくご存じかと思うのですが、
舞台のキワキワまでがんがん前に出て行くじゃないですか、ヤサ男。
前半は「ときどき」くらいだったのですが (それでもこっちは十分どきどきなのですが、とか韻を踏んでみたり;)
本編終盤~アンコールにかけては、ハンドマイクでもって もー 前へ前への出ずっぱり。
もちろん左右の袖までもじゅーおーに駆け回るんですが、中央で立ち止まる(しかもちょっと前傾姿勢)と、

ほぼ真上なんですよ~~! 私のおおおお!!!(もう半泣)

すんごい。頭上から降ってきました。あの声が。
あ、ありえねぇ……。まさにツバかぶり。
もう、思考停止です。
でも思考停止しながら、見上げた彼のニの腕を見ながら
「柔らかそう……」とかフザけたことを考えていました。

そして、それだけでも死にそうなのに。

FCのサイトに載せるのでしょうか? 
ライブ中、何回も私の前(客席とステージの間)に取材のカメラマンさんが来て、
このときもステージ上をばちばち撮影していたのですが、
大橋くんがいきなりガバッ!としゃがんで、カメラにぐーっと顔を寄せたのです。
必然的に

私の約50cmそばにスターのあの笑顔が……。

ぶっちゃけ、もー記憶が飛んでます。真っっっっ白。
なんか遠ーくで後ろの方の客席の「キャーッ」て声が聞こえてたよなぁ。
唯一「私、ここ数ヶ月で一番の異性(彼氏含む)との接近遭遇では!?」と思ったけど、
凍り付いて声も出やしねぇ。
ああ、なんで覚えてないんだ。もったいないなぁ。しくしく。

しかしなぜかこんなこと↓をよく覚えていて。

前のほうだと、舞台の袖の中もかなり良く見えるのですが、
アンコールの『ふれて未来を』のときとか、ふっと見ると、一瞬びっくりするくらいかなり大勢のスタッフの方が。
しかもぴょんぴょん飛びながら、楽しそうに客席と同様に手拍子。
のりのりやーん…。

実際、これだけ長丁場の、旅から旅へのツアー、
しかも1回1回のライブがこれだけ密度が濃いいのを、やってのける彼らは、
ものすごく心身ともにタフなのだと思うけど、
スタッフの方とかバンドの方とかも含めて、やっぱりすごく楽しんでやろうと思っているのだろうなぁ。
だから、見ている側も、これだけ
ほこほこした気持ちや楽しい気持ちになれるのでしょうね。

久々に関西で観たライブは、やっぱり東京に比べて、
客席からの声かけがすごくて(笑)。いきなり「八つ橋食べたー?」とか。
常田くんが「自由だなぁ」とか言っていたのだけど、
それに対して「まあ、そういう自由な空気を僕らが作りたいと思っていますけどね」と大橋くん。
なんてことないやりとりだったんだけど、すごく私は印象に残りました。

# 実際、大橋くんは言うことがすごく素直っていうか、ストレートだし
  (これは別のライブのMCでだったけど「家とかに押しかけてきたら、俺、ホントに音楽やめるからね!」と
  ファンに向かって言い放ったときは、大笑いをした)
  常田くんは、わちゃーっとヤジがいっぱい飛んできても、ユーモアでまとめられるくらいクレバーだし、
  スキマのライブがほわっとしているのは、楽曲はもちろん彼らの人柄によるとこも、とても大きいと思うのです。

今回のツアー、3公演見たのですが、
個人的に一番心に残ったのは、本編のラスト『ボクノート』でした。

実は1st、2nd と、常々
「スキマのアルバムは、ライブの勢いをパッケージし切れてないのが残念」
って思っていたのですが、
(その分、ライブのほうがすごく良い!ということで、反面楽しみでもあったのですが)
今回の『夕風ブレンド』では、素人目(耳?)でもそこが見事クリアされていた模様。
ツアーが始まり、ライブで演奏される曲たちも、CDと同様にぴちぴちしていて
「これって、初期スキマスイッチの完成形なのかしら?」とか、勝手に思ってみたり。
(あ、でもそれは次のアリーナツアーが終わるときなのかな)

ほんで、じゃあ第2期のスキマスイッチはどこへ行くのかな~と思うと、
手がかりは「ボクノート」にあるような気がするのです。(これまた勝手に)
MCで「曲がどうしても書けないときに、自分のことをはじめてつづった」
と語る大橋くんの言葉の影響もあるのですが、

聴き手の気持ちのどこかに引っかかる歌詞やメロディといった、
普遍的なポップスの良さはそのまま、
さらに彼ら自身の内面とか、個性が映し出されてくるのかも。

また、ちょっと、いやすごく楽しみです。


んで。

ライブの間、約3時間?
ずーっと立ちっぱなしだったのですが、すべて終了して客電がつくなり、
膝ががくーっと来て、しばらく立ち上がれませんでした。とほほ…(T T)。
やはり緊張していたのでしょうか;
ようやく、ちょっとは落ち着いたかなーと、ロビーに出て、アンケート書こうとしたら、
今度は手が震えててブルブル。うわー;;;

次のツアーの会場はアリーナだし、
今度はオペラグラス越しに2人を観ながら、この夜のことを
「あれは春の夜の夢だったのねーん……」って思い出すんだろうなぁ。
きっともう、あんな近くで観られることは二度とないだろうなぁ。ああミラクル……。

でも会場が大きかろうが、席が遠かろうが、
ライブ自体の良さは変わらなかったことを痛感したので、
それはそれで楽しみです。

でもやっぱり縁と運があったら、また近くで観たいなー(笑)


最後に、かなりブチ切れたことをいっぱい書いてますので;
「自慢してんじゃねぇよ、ケッ」と思われた方、よろしければ笑って許してくださいませ。